山梨多頭飼育現場視察 その1 [独り言]
先日、山梨の多頭飼育現場の視察に行ってまいりました。
目的は、このブログともう一つのブログに貼ったアフィリエイトでたまった寄付金(5000円)を渡すためです。
映画「犬と猫と人間と」を見て、この現場を知ってから、是非寄付を兼ねて一度レポートしたいと思っていました。
この現場の詳細このリンク先の これまでの経緯 を読んでみてください。
以前は400頭近くを6箇所に分けて飼育していたそうで、現在は、亡くなった子もいますが里親さんが見つかった子もいて・・・ようやく70頭(2箇所)ほどに減ったそうです。
当時のオーナーの無謀な飼い方(やたらと拾って来るが、去勢・避妊もしないので数がどんどん増える)を見かねて、小林さんは約20年ほど前から手伝っており、そのオーナーが亡くなった今はこの捨てられた犬達の面倒を、自分の生活を捨ててまでみています。
現地では、小林さんがこの犬達を数人のスタッフ(と言うか・・・世捨て人のような人ですが)と一緒に面倒をみている状態です。
この左側が小林さんが寝ている小屋。
ボスの太郎氏が迎えてくれました。
私は映画や飯田監督(映画の監督さん)とのメールのやりとりで、小林さんの現状を知りました。
小林さんたちは、日々生活費にも事欠きながらも犬の世話をしている現状があるわけで、直接ご本人に寄付金をお渡ししたいと強く思い、ようやくお渡ししてきたというわけです。
また、近くには帝京科学大学という大学があり、動物問題を動物福祉の観点から考えるサークルとして、2002年よりこの山梨の多頭飼育現場に関わっています。
ペット問題に限らず、展示動物、産業動物、野生動物、実験動物といった動物を取り巻く様々な問題に取り組んでいるそうです。
学生達も土日を利用して、現地で活躍してくれているそうです。
こちらがそのブログです。
最初に伺った場所は、民家がある住宅地より少し山に入った高台の場所でした。
このくらい山の上なら、住宅地には迷惑にならないかな?と思いました。
(実際はいろいろ問題があって大変だったようですが)
最初に犬達の犬舎が見えてきました。
一匹ずつ小屋に入って、さらに大きなゲージに囲まれていました。
私達の車が止まって中に入ると、みんな吠えまくっていました。
左は手作りのドッグラン♪
ここで、人に慣れていない子を慣らしたり、お散歩に行けない子を出したりしているそうです。
小林さんに説明を受けながら、一匹ずつ見てまわりました。
吠えながらも尻尾を振っている子。
本当に怖いのか、吠えながら耳はふせて尻尾もたれている子。
吠えもせず、じっと私達を凝視する子。
さまざまでした。
食事は隣町から買ってきた生肉を煮た物と、ドッグフード。
こんなに手間がかかるなら、ドッグフードだけでいいのでは?と思ったのですが、以前飼われていた子で肉を食べていた子は、ドッグフードは食べないのでこのようにしているとの事。
そこまで、犬達のためを想っているのです。
なんて、愛情深いんでしょう。
現場は山なので、雨が降るとぬかってしまい歩きにくいので毛布や布団を通路に敷いていたそうです。(今は温かくなってきたので撤去)
私は集まった5000円の他に、知人から頼まれたドッグフード(缶詰)をはじめ、うちにあった様々な不要品を持っていきました。
とにかく現場はガスも水道も電気もない場所なので、なんでも必要なんです。と小林さんがおっしゃっていたので。
うちから持っていったものは
バスタオル(大・中・小)使用品も未使用品も。
毛布
布団
石鹸
歯ブラシ(買い置きがたくさんあったので)
軍手
主人のジャージ(使用品ですが喜ばれました)
などなど。
ボスの太郎氏、とっても大人しく可愛らしい子でした。
これでも痩せたらしいです(笑)
小林さんは、以前マスコミに取り上げられた時の雑誌の切抜きを見せてくださいました。
「いぬのきもち」という雑誌です。
NHKでも放映されたそうです。
マスコミに取り上げられると、全国から物資がたくさん支援品として送られてくるのでいいですよね。
近所からの苦情なども心配でしたが、とにかくちゃんと管理をする事でそれも減ってきたとの事。
ただ、ここから脱走してしまった子がたまーにいるらしく(もちろん、小林さんは必死で探すのですが)万が一、下の方に行ってしまったら、「あそこは、犬を放し飼いにしていて危険だ!」というレッテルが貼られてしまうので、それだけは特に気をつけているそうです。
今では行政も地元の人も見守ってくれているそうです。
(諦めもあると思うけど、数もどんどん減ってきているから)
続く・・・。
皆様、いつも本当にありがとうございます。
皆様に祝福を・・・。
ご訪問いただきありがとうございます
よろしければポチポチっと押していただけると励みになります
ありがとうございます
また明日、あなたにとって素晴らしい一日が訪れますように・・・
目的は、このブログともう一つのブログに貼ったアフィリエイトでたまった寄付金(5000円)を渡すためです。
映画「犬と猫と人間と」を見て、この現場を知ってから、是非寄付を兼ねて一度レポートしたいと思っていました。
この現場の詳細このリンク先の これまでの経緯 を読んでみてください。
以前は400頭近くを6箇所に分けて飼育していたそうで、現在は、亡くなった子もいますが里親さんが見つかった子もいて・・・ようやく70頭(2箇所)ほどに減ったそうです。
当時のオーナーの無謀な飼い方(やたらと拾って来るが、去勢・避妊もしないので数がどんどん増える)を見かねて、小林さんは約20年ほど前から手伝っており、そのオーナーが亡くなった今はこの捨てられた犬達の面倒を、自分の生活を捨ててまでみています。
現地では、小林さんがこの犬達を数人のスタッフ(と言うか・・・世捨て人のような人ですが)と一緒に面倒をみている状態です。
この左側が小林さんが寝ている小屋。
ボスの太郎氏が迎えてくれました。
私は映画や飯田監督(映画の監督さん)とのメールのやりとりで、小林さんの現状を知りました。
小林さんたちは、日々生活費にも事欠きながらも犬の世話をしている現状があるわけで、直接ご本人に寄付金をお渡ししたいと強く思い、ようやくお渡ししてきたというわけです。
また、近くには帝京科学大学という大学があり、動物問題を動物福祉の観点から考えるサークルとして、2002年よりこの山梨の多頭飼育現場に関わっています。
ペット問題に限らず、展示動物、産業動物、野生動物、実験動物といった動物を取り巻く様々な問題に取り組んでいるそうです。
学生達も土日を利用して、現地で活躍してくれているそうです。
こちらがそのブログです。
最初に伺った場所は、民家がある住宅地より少し山に入った高台の場所でした。
このくらい山の上なら、住宅地には迷惑にならないかな?と思いました。
(実際はいろいろ問題があって大変だったようですが)
最初に犬達の犬舎が見えてきました。
一匹ずつ小屋に入って、さらに大きなゲージに囲まれていました。
私達の車が止まって中に入ると、みんな吠えまくっていました。
左は手作りのドッグラン♪
ここで、人に慣れていない子を慣らしたり、お散歩に行けない子を出したりしているそうです。
小林さんに説明を受けながら、一匹ずつ見てまわりました。
吠えながらも尻尾を振っている子。
本当に怖いのか、吠えながら耳はふせて尻尾もたれている子。
吠えもせず、じっと私達を凝視する子。
さまざまでした。
食事は隣町から買ってきた生肉を煮た物と、ドッグフード。
こんなに手間がかかるなら、ドッグフードだけでいいのでは?と思ったのですが、以前飼われていた子で肉を食べていた子は、ドッグフードは食べないのでこのようにしているとの事。
そこまで、犬達のためを想っているのです。
なんて、愛情深いんでしょう。
現場は山なので、雨が降るとぬかってしまい歩きにくいので毛布や布団を通路に敷いていたそうです。(今は温かくなってきたので撤去)
私は集まった5000円の他に、知人から頼まれたドッグフード(缶詰)をはじめ、うちにあった様々な不要品を持っていきました。
とにかく現場はガスも水道も電気もない場所なので、なんでも必要なんです。と小林さんがおっしゃっていたので。
うちから持っていったものは
バスタオル(大・中・小)使用品も未使用品も。
毛布
布団
石鹸
歯ブラシ(買い置きがたくさんあったので)
軍手
主人のジャージ(使用品ですが喜ばれました)
などなど。
ボスの太郎氏、とっても大人しく可愛らしい子でした。
これでも痩せたらしいです(笑)
小林さんは、以前マスコミに取り上げられた時の雑誌の切抜きを見せてくださいました。
「いぬのきもち」という雑誌です。
NHKでも放映されたそうです。
マスコミに取り上げられると、全国から物資がたくさん支援品として送られてくるのでいいですよね。
近所からの苦情なども心配でしたが、とにかくちゃんと管理をする事でそれも減ってきたとの事。
ただ、ここから脱走してしまった子がたまーにいるらしく(もちろん、小林さんは必死で探すのですが)万が一、下の方に行ってしまったら、「あそこは、犬を放し飼いにしていて危険だ!」というレッテルが貼られてしまうので、それだけは特に気をつけているそうです。
今では行政も地元の人も見守ってくれているそうです。
(諦めもあると思うけど、数もどんどん減ってきているから)
続く・・・。
皆様、いつも本当にありがとうございます。
皆様に祝福を・・・。
ご訪問いただきありがとうございます
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ありがとうございます
また明日、あなたにとって素晴らしい一日が訪れますように・・・
山梨までお疲れ様でした。
飼育頭数が減ったとのこと(亡くなった子は素直に喜べませんが…)少しホッとしました。
ドッグフード、ありがとうございました。
もっと沢山あれば、もっともっとお役に立てたのですが。。。
尻尾を振りながら吠えるのは「警戒」しているのだと、以前友人から言われたことがあります。
実際は、「ウ~~~」と唸りながら甘えてくるお友達犬もいたので、一概にそうとは言えませんが。。
見知らぬ人に対して尻尾を垂れたりしてるのは、きっと怖い目にあわされたのでしょうね…
凝視する子は危険がないかどうか見定めているのかな…
以前飼われていてドッグフードを食べないというのは、それなりに可愛がられていたはずなのに…どうして最期を看取るまで一緒にいてあげられなかったんだろう?と、家族に犬がいる私は思ってしまいます。。
うちの子も、ドッグフードを食べなくなってしまったので…。
(病院で買うボケ防止のカリカリだけは飽きずに食べますが…高い!!)
太郎さん、体が四角いですよw貫禄たっぷりですね。
いろいろとありがとうございますm(_ _)m
by ちこ (2010-05-25 19:14)
☆ ちこさま
いえいえ、おかげ様で背中を押してもらった感があります。
ありがとうございました。
亡くなってしまった子は、オーナーの無残な管理で
みんな一緒のゲージに入れられて、食い争いなどで亡くなって
しまったそうです。
変な言い方ですが、このオーナーさんが亡くなってから
やっとまともに管理ができたようでした。
また、行くつもりでいます。
その時には、何かお役に立てるようなお手伝いができるといいのですが。
by ゆみたか (2010-05-26 00:55)
少しでもお役に立てたなら幸いです。
食い争い…壮絶ですね、イメージですけれど。。
わんこたちはどんなに苦しかっただろう…
その子達が今、虹の橋で幸せそうに遊んでいればいいなと願います。
本当に、管理の問題は大きいですね。
周囲の理解や、わんこ達を想う人々の愛がレポからも伝わってきました。
ドッグランまでつくられていて、雨の日などの対応も大変そうですが、
愛があるからこそできることだと思います。感服です。。
私も、お役に立てることがあれば教えてください。
とりあえずクリッククリック。
by ちこ (2010-05-26 18:16)
☆ ちこさま
そうですね、今はきっと虹の橋で幸せに暮らしていると思います。
今度は幸せな人生(犬生?)として生まれてきて欲しいですね。
そして、残りのワンちゃんもできれば幸せになって欲しい。
心優しい里親さんが見つかることを祈っています。
ちこちゃんもいつもクリックをありがとうございます。
by ゆみたか (2010-05-27 00:03)